2021-2022年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種について

2021-2022年シーズンのワクチンは、昨年の使用量と比較して少ないものの例年の使用量に相当する程度は供給される見込みとなっていますが、製造資材の入手遅延等の影響で昨年よりも遅れたペースで供給される予定で12月中旬まで順次出荷される見込みとされています。(厚生労働省)

 

当院でも、11月以降のワクチンの入荷量の見通しがはっきりしていないため予約受付が難しい状況です。

2021-2022年シーズンのインフルエンザの流行については、手指衛生やマスク着用などの感染対策で昨年同様きわめて小規模となる可能性や流行時期の遅れる可能性が考えられますが、インフルエンザに罹患した場合の合併症リスクの高い方や医療介護従事者の方で接種希望者には優先して接種できるようにしたいと考えています。

 

インフルエンザワクチン接種希望の方は11月以降で当院にお問い合わせをお願いいたします。

 

<インフルエンザに罹患した場合の合併リスクが高いとされている因子>

・6か月以上5歳未満

・65歳以上

・慢性呼吸器疾患(気管支喘息やCOPD)

・心血管疾患(高血圧単独を除く)

・慢性腎・肝・血液・代謝(糖尿病)疾患

・免疫抑制状態(HIVや薬剤によるものを含む)

・神経筋疾患(運動麻痺、けいれん、嚥下障害を含む)

・妊婦

・長期療養施設の入所者

・著しい肥満

・アスピリンの長期投与をうけている者

・担がん患者